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サスペンション・メンバー

サスペンション(足回り関係)について

俗にホイールアライメントとかいいますが、簡単にいうとタイヤの取り付いたいろんな角度の事です。

これが狂うとまっすぐ走らないとか、ハンドルが取られるとか、タイヤがすぐに擦り減るなど、

いろんな弊害がでます。

普通に使用している限りは、狂うことはありませんが、事故でぶつけたとか縁石にあてたとか

衝撃を受けると狂います。

今回、修理する車は左前方をぶつけて、ハンドルセンターが狂って真っ直ぐ走らないという状態。

まずは事故の状況を聞き(何にあてたとか、直進状態か曲がっている時だったかなど)、

そして、どこが衝撃の入力点で、どの部品が影響をうけるのかと想像します。

それから車の状態を点検、測定します。

今回は衝撃が大きくサスペンション・メンバー(足回り部品が取り付く土台みたいなもの)まで歪んでいました。

26577381-s.jpg


上が元のサスペンションメンバーで下が新品のメンバーです。ちなみにメンバー=MEMBER

(手足、身体の一部分(器官))という意味があります。

人間でいうと骨盤のようなものですかね。(形もなんとなく似てる?)(~o~)


骨盤が歪むと背骨や他が狂うように、車もこれが狂うと

足回りのすべての部分が狂います。

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サスペンションメンバーをはずした状態でエンジンやミッションが落ちないように下から支えています。

エンジンやミッション、ステアリングギアBOX等の土台にもなっている大事な所なんです!

まさに車の骨盤ですね!


そして、この車はメンバーと損傷した他の部品を交換し、まっすぐ走るようになり、

ハンドルセンターもバッチリとなりました。

人間も車も足腰が大事!これが狂うと万病のもとで運転も疲れます。

ではでは皆さんも日ごろから歩いて足腰を鍛えて健康に!

車は鍛えられないのでちゃんと治しましょう!(*^^)v
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タイミングチェーン

エンジンにはタイミングベルトといって国産車では10万キロで交換が推奨されている

ゴム製のベルトが多用されていますが、最近の車には昔の車に多用されていた

金属製のチェーンが増えてきました。そもそもゴム製のタイミングベルトが使用される

ようになったのはエンジンの静粛性と軽量化にあったのですが、なにぶんゴムなので

劣化によっていつかは切れるためメーカーによって交換時期が定められました。


しかしチェーンを作るメーカーの努力によって軽くて静かなサイレントチェーンなるものが

生み出されてタイミングベルトにとって代わる勢いで増えてきました。

金属なので交換の必要性がなくなりメインテナンスフリーでユーザーの負担も軽減される

と思われていたのですが・・・


チェーンは伸びるんです!

伸びるとどうなるかっていうとエンジンの音がガラガラいってうるさいとか

なんとなくエンジンの調子が悪いとかいう症状に現れます。

5ee4ebfa-s.jpg



上の写真の中にある左側は新品のチェーンで右側は古いチェーンです。

見てのとおり、変色して少し伸びています。

またエンジン内部もこのように・・・

022f4e04-s.jpg



こんがりきつね色になっています。

こうなってしまうのは、やはりエンジンオイルの定期的な交換を怠ったためです。

以前もエンジン老いる!でエンジンオイルの重要性を説明しましたが

やはり、エンジンオイルの定期的な交換!が大事ですね!

ちなみにこのエンジンは新品のチェーンに交換して、まさにサイレントになりました。(^^)v


タイミングベルト

タイミングベルトって?


それはエンジンが回転し続けるために必要不可欠なものです。

通常エンジンは、

 吸入(空気と燃料を吸い込む)

→圧縮(ピストンで押し縮める)

→爆発(点火して爆発させる)

→排気(燃焼したガスを排出する)

といった行程で回転していますが、そのタイミングを決めている大切なベルトなのです。


ピストンの上下運動によって回転しているクランクシャフトの力を

タイミングベルトによってカムシャフトを回してバルブを動かして・・・

っという状態なのですが、一般の方にはなかなかわかりにくいですねー(?_?) 

(絵でいうとこんな感じです。)

ef8e8d0b-s.jpg   9bbfdd3d-s.jpg



ツインカム(DOHC)          シングルカム(SOHC)


万が一切れてしまうと・・

エンジンは止まってしまって始動できませんし、

エンジンによってはバルブクラッシュといって車の心臓部のエンジンを破損してしまいます!


材質はゴムで出来ているので、そのまま使い続ければいつかは切れてしまいます!

そこでメーカーによってあらかじめ交換時期を定めています。

国産車では大抵の車が10万キロごとの交換となっていますが、

メーカーによって、交換推奨時期が異なります。

例えば・・・

 *スバルの軽自動車・・・2車検ごと、つまり4年    

 *オペル(ドイツ)のある車・・・4年もしくは6万キロ

 *ボルボ(スェーデン)のある車・・・8万キロ

 *ローバー(イギリス)のある車・・・16万キロ!!

 *フェラーリ(イタリア)のある車・・・なんと!2年もしくは2万キロ\(◎o◎)/!

という具合に車によってまちまちなので、皆さんも自分の車のエンジンにタイミングベルトが付いているのか?

交換時期はいつか?というのを知っておいたら安心ですね。

お客様の中にはご存知のない方もいらっしゃいますので、

当社ではタイミングベルトの付いているエンジンで

交換時期が近づいている場合は、お伝えするようにしています。

(車によっては、タイミングベルトのついてない「タイミングチェーン」の車もあります。)


ではなぜメーカーによってはっきりと交換時期が決められているのか?・・


ファンベルトのように外から見えないため、容易に劣化の具合が確認できないので、

切れてしまう前に交換しなければならない!っといった訳だと思います。


タイミングベルトの写真

e07e9215-s.jpg e0a5a94e-s.jpg


ちなみに昔はよくタイミングベルトが切れるってのが結構ありましたが、

最近はなくなりました。昔のものより材質がよくなったのも一因だと思います。


あと、タイミングベルトを長持ちさせるコツは?

それは、エンジンオイルや冷却水を定期的に交換してエンジンの状態をよく保ち、

オイル漏れや水漏れがあれば早めに修理してタイミングベルトにダメージを与えないこと!

ですね。(*^^)v

                                

ロング・ライフ・クーラント

エンジンにとって重要な冷却水。


車のエンジンとラジエーターには冷却水が入っています。

通常、LLC(ロング・ライフ・クーラント・・長寿命不凍液)と

水の混合されたものが入っています。

冷却水の役割はエンジンの熱を吸収放熱して温度を一定に保つことですが、

他にも重要な役割があります。


*凍結防止効果 

冷却水が水だけだと氷点下以下になると凍ってしまいます。

水(液体)は凍ってしまうと体積が膨張するので

エンジンやラジエーターが破損してしまう。

そのためにマイナス何十度になっても凍らない役割を保っています。


*潤滑効果

ウオーターポンプ(エンジン内部にある冷却水を羽で回して潤滑させている)や

サーモスタット(冷却経路にあってラジエーターへの冷却水の通路を

閉じたり開いたりして温度の調整をしている)の動きを滑らかにする役割をする。


*防錆効果

冷却系等の金属部分を錆や腐食から守り水垢の発生を防ぐ役割をする。


と以上のような役割があるのですが、

どうしても経年劣化によってその性能がおちてきます。

そこで定期的な交換をお勧めするのですが

通常のLLCでは2、3年ごとが交換時期となっています。

乗用車や軽自動車は車検が初回以降2年ごととなっていますので

車検整備の時に交換をお勧めしています。 



しかし・・長期間交換せずに乗り続けると・・・


エンジンの内部が錆びてきて、冷却経路を詰まらせて

オーバーヒートしたり、腐食によって水漏れが発生したりします(+o+)



そして今回入庫してきた車はシリンダープラグといってエンジンについている

蓋のようなものから水漏れしてオーバーヒートしたという状態でした。


2f6db901-s.jpg34635a01-s.jpg


上の赤く錆びた部分に針の先のように小さい穴があいて水漏れしていました。

(中ほどにある大きな穴は外すときにあけた穴なので違いますよ)


で、これを交換するためにはというと・・

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というような状態でエンジンを降ろさなければ交換できない場所についているんです(*_*;

9e9d6544-s.jpg


真ん中のまるい蓋のようなものが新しく交換した部分です。

ちなみにこの交換した部品代は数百円ですが、交換工賃は桁が

万単位となります\(◎o◎)/


冷却水の交換は、LLC代と交換工賃で数千円で、

しかも2年に一度の交換でいいのですから、

ぜひ定期的な交換をお勧めします


なお最近の車はスーパーLLCという冷却水が入っていて、

これはメーカーにもよりますが、通常のLLCの2、3倍以上

の寿命があってほぼ無交換状態でいいというものに変わりつつあります。


★トヨタ車・・7年もしくは16万キロが交換目安

★ホンダ車・・11年もしくは20万キロが交換目安


また冷却水を交換せずに性能を維持するクーラント・ブースター

なるものもあります。


このスーパーLLCは環境負荷を減らすためと交換サイクルが伸びて維持費の

負担も減る為にいいと思います。

もし交換するならスーパLLCがお勧めですね。(^_^)v                                  

                          

エンジン老いる?

エンジンオイルは重要です!

エンジンオイルの交換を定期的にしないとどうなるか?

ブログ dd7045e3-s.jpg

上の画像はエンジンオイルパン(エンジンオイルが入っている所)の中の状態と

エンジン内部の下側の状態ですが、ご覧のようにコテコテのオイルスラッジ

(オイルが劣化して泥状になったもの)が溜まっています。

この車はマフラーから、もうもうと白煙を吐く状態で入庫してきました。

白煙の原因はターボチャージャーの劣化によりオイルを燃焼してですが

根元の原因は定期的なエンジンオイルの交換を怠ったためにエンジン内部が

汚れエンジンオイルの潤滑も衰え、オイルにシビアなターボチャージャーが

まっさきに壊れたということです。

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上の画像は取り外したターボと取りつけるリビルト(再生品)のターボです。

エンジンは毎分数千回転していますが、ターボは数万回転しているところなんです!!

だからエンジンオイルの潤滑がないと致命的です。

ゆえに、ターボはエンジンオイルの状態が悪いと真っ先に影響を受けますね。

ちなみに、この車はターボを交換してエンジン内部もできるだけ洗浄し修理完了としました。

修理代は部品代と工賃で十数万でした。出費も致命的?かな(ToT)/~~~

結論!エンジンオイルは定期的に交換しましょう!

でないとエンジンが老いる~!?でした(^^)v

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プロフィール

吉田

Author:吉田
ロータス大久保 工場長 

過去に整備した実例集です。

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