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ロング・ライフ・クーラント

エンジンにとって重要な冷却水。


車のエンジンとラジエーターには冷却水が入っています。

通常、LLC(ロング・ライフ・クーラント・・長寿命不凍液)と

水の混合されたものが入っています。

冷却水の役割はエンジンの熱を吸収放熱して温度を一定に保つことですが、

他にも重要な役割があります。


*凍結防止効果 

冷却水が水だけだと氷点下以下になると凍ってしまいます。

水(液体)は凍ってしまうと体積が膨張するので

エンジンやラジエーターが破損してしまう。

そのためにマイナス何十度になっても凍らない役割を保っています。


*潤滑効果

ウオーターポンプ(エンジン内部にある冷却水を羽で回して潤滑させている)や

サーモスタット(冷却経路にあってラジエーターへの冷却水の通路を

閉じたり開いたりして温度の調整をしている)の動きを滑らかにする役割をする。


*防錆効果

冷却系等の金属部分を錆や腐食から守り水垢の発生を防ぐ役割をする。


と以上のような役割があるのですが、

どうしても経年劣化によってその性能がおちてきます。

そこで定期的な交換をお勧めするのですが

通常のLLCでは2、3年ごとが交換時期となっています。

乗用車や軽自動車は車検が初回以降2年ごととなっていますので

車検整備の時に交換をお勧めしています。 



しかし・・長期間交換せずに乗り続けると・・・


エンジンの内部が錆びてきて、冷却経路を詰まらせて

オーバーヒートしたり、腐食によって水漏れが発生したりします(+o+)



そして今回入庫してきた車はシリンダープラグといってエンジンについている

蓋のようなものから水漏れしてオーバーヒートしたという状態でした。


2f6db901-s.jpg34635a01-s.jpg


上の赤く錆びた部分に針の先のように小さい穴があいて水漏れしていました。

(中ほどにある大きな穴は外すときにあけた穴なので違いますよ)


で、これを交換するためにはというと・・

ecf8b3c8-s.jpg


というような状態でエンジンを降ろさなければ交換できない場所についているんです(*_*;

9e9d6544-s.jpg


真ん中のまるい蓋のようなものが新しく交換した部分です。

ちなみにこの交換した部品代は数百円ですが、交換工賃は桁が

万単位となります\(◎o◎)/


冷却水の交換は、LLC代と交換工賃で数千円で、

しかも2年に一度の交換でいいのですから、

ぜひ定期的な交換をお勧めします


なお最近の車はスーパーLLCという冷却水が入っていて、

これはメーカーにもよりますが、通常のLLCの2、3倍以上

の寿命があってほぼ無交換状態でいいというものに変わりつつあります。


★トヨタ車・・7年もしくは16万キロが交換目安

★ホンダ車・・11年もしくは20万キロが交換目安


また冷却水を交換せずに性能を維持するクーラント・ブースター

なるものもあります。


このスーパーLLCは環境負荷を減らすためと交換サイクルが伸びて維持費の

負担も減る為にいいと思います。

もし交換するならスーパLLCがお勧めですね。(^_^)v                                  

                          

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プロフィール

吉田

Author:吉田
ロータス大久保 工場長 

過去に整備した実例集です。

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