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エンジンブローその1

エンジンブロー(Engine blow)

エンジンが何らかの故障、異常によって著しい損傷を受けることです。

今回、修理した車は走行中に異音がしてエンジンがとまってしまい

始動できないという状態でした.


お客さまとの問診では、最近エンジンのパワーが無いような気がするとか

エンジンのかかりが悪いと聞きました。

エンジンは4気筒DOHC5バルブ・インタークーラーターボというハイメカなエンジンです。

まずはエンジンの状態を点検することにします。

エンジンオイルや冷却水、バッテリー、ファンベルト等、

外観の状態は良好ですし、ECU(エンジンコンピューター)にも

過去の異常記録はありません。

気になるのはセルモーターをまわした時にやけに軽くまわるので、

タイミングベルトが切れているのかなあと思い点検しましたが、

大丈夫です。

次にスパークプラグを点検すると、なんと第4気筒のスパークプラグの先が

ぐちゃぐちゃに潰れていました。

これはエンジン内部で大変な事になっているはずで

エンジンの圧縮圧力を測ることにします。

圧縮圧力を測る?とは・・・

=専用の測定器で、エンジンのピストンが上下動によって生じる圧力を測ることです。 

これによってエンジンの機械的な状態が良好かどうかわかります。

点検の結果は第4気筒の圧縮圧力がまったく無い状態で異常です。


ここでお客様に点検結果を説明し、修理するには費用と時間がかかる事

詳しい見積もりはエンジンを分解しないとわからない事をお伝えし

承諾を得てエンジンの分解点検をすることにしました。

というわけで、エンジンのシリンダーヘッドをはずす事にしました。

シリンダーヘッドをはずす?とは・・・

=エンジンはシリンダーヘッド(カムシャフトやバルブが付いているエンジン上部)と

シリンダーブロック(ピストンやクランクシャフトが付いているエンジン下部)で

分かれるようになっていて、それを分解する事です。

で、シリンダーヘッドをはずして、びっくり!ピストンに穴があいています。

しかもシリンダーヘッド側にあるはずのバルブが5本の内2本ありません!


51f0c817-s.jpg  331014f5-s.jpg


さて、なんでこうなってしまったのか?修理の方法はどうするか?

ってところを続編で(*^^)v

                           
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プロフィール

吉田

Author:吉田
ロータス大久保 工場長 

過去に整備した実例集です。

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