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ポルシェ911

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車検整備で入庫してきた ポルシェ911(1992年式 964型 3代目)

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独特のデザインによる存在感と車格!かっこいい~ですね。

ポルシェ911は現在モデルチェンジを繰り返し7代目(991型)となっていますが

初代の911(901型)は1964年デビューで、しかも基本的なデザインやレイアウトは変えずに

この年月!! 凄いですよね。\(◎o◎)/!

このポルシェ911が他の車と違う所ですが

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まず、リアエンジン・リアドライブ(RR)であることと水平対向6気筒エンジンなのですが

なんと、空冷エンジン(4代目の993型まで)なのです!!しかも放熱性の悪そうな後ろに置いて・・・

なので普通じゃないものがエンジンオイルはドライサンプ方式(レーシングカーとかに採用されている)

で普通の車はウエットサンプ方式といってエンジンの下にオイルパンが付いて中にエンジンオイルが

入っていますが、この911はエンジンの右横にオイルタンクがあり、右ヘッドライトの下あたりに

オイルクーラーが付いていて多量のエンジンオイルで冷却しつつエンジンファンで冷却するといった

工夫がされています。

またエンジンオイルの量の点検はエンジン暖気後エンジンをかけたアイドリング状態で点検します。

実際、エンジン停止状態から始動直後、暖気後とレベルゲージの量の位置はかなり差があります。

ゆえにエンジンオイルの量の管理はシビアですね。

さすがは ポルシェ911 エンジンオイルの点検だけでもシビアな車です!(*^^)v







エアバッグ展開!

今や新車のほとんどに装備されているエアバッグ。

いわゆる衝突による乗員の衝撃を緩和する装置ですが

事故修理でエアバッグが展開した車が入庫することも

近年増えてきました

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上の画像は通常、前席両側のエアバッグが展開した場合に交換する主な部品です。


*運転席エアバッグ*

ハンドルの真ん中にあるホーンを鳴らす為に押す部分です。

車によってはその奥にある配線ケーブルも交換する必要があります。



*助手席エアバッグ*

エアバッグが展開したことによって突き破れたインストルメントパネルも

交換必要となります。


*エアバッグコンピュター*

エアバッグの作動したコンピューターや衝突センサー類は一式交換必要となります。


*両側のシートベルト*

これはプリテンショナー付きシートベルトの場合ですが、このシートベルトは衝突時

に中にある火薬でガスを発生させシートベルトを巻き取り乗員をシートに縛り付ける!

働きをします。(この後、巻き上げる圧力を弱め乗員の負担をなくす、ロードリミッター付き

もあります) なので作動したシートベルトは再使用できません。


といったようにエアバッグが展開するとその交換部品と整備料だけでも多額の費用が必要です。

また車種によってはサイドエアバッグやカーテンエアバッグが付いているものもあります。


ゆえにエアバッグが展開するほどの事故の場合は、その他の部分の損傷もひどい為

多くの場合、年式の新しい車以外は全損状態(修復費用がその車の価値より高くなる)

となるようです。


でもそれで命が守られたなら何よりだと思います。


しかし注意していただきたいことはエアバッグはSRSエアバッグと呼ばれ

あくまでシートベルトの補助装置(その略がSRS)となっています。

シートベルトをせずにエアバッグが展開した場合、衝突による反動に加え

エアバッグの展開によってボクシングのカウンターパンチのように衝撃が

倍増して襲い、場合によっては頸椎骨折や内臓破裂になることもあるそうです(ToT)/~~~


なので運転する時は必ずシートベルトをつけてですが、エアバッグ付きの車はなおのこと

絶対、シートベルトをつけましょう!(^_^)v










           

クラッチOH

いまや販売される新車の9割以上はAT、CVT車になり、MT車は数少なくなってきました。


*AT車 一般的な自動変速機の車

*CVT車 ATと構造が違う無段変速機という名の自動変速機の車

*MT 手動変速機 いあゆるマニュアル・ミッション車


MT車にはAT車にはないクラッチペダルというものがあって、

ギアチェンジをするたびにこのペダルを踏んで離してという動作が必要になり、

その煩わしさから敬遠されてきたのでしょうが、MT車には利点もあります。


まずミッションの重量が軽い!

同じAT車に比べて重量が軽いので燃費がいい。

エンジンブレーキもかけやすいのでブレーキの消耗がすくない。

変速は自分の意思で、できるので車を運転している感覚がある。

などなどです。


しかしMT車に発生する故障でクラッチの滑りというものがあります。

*クラッチとは・・エンジンを始動したりギアチェンジをする際には負荷を断つ必要があり、

車が発進する時にエンジンの動力を急激に伝えると、

動力が大きい場合は車が急発進し、動力が小さい場合はエンストしたりするために、

動力を徐々に接続する必要があります。


クラッチは、これらを解決するためにエンジンに掛かる負荷を必要に応じて

断続するものです。 MT車はこれを機械的にするのでクラッチペダルがあり、

AT車は自動でするのでクラッチペダルが必要ないということなんです。


さて、クラッチが滑る?とどうなるか?


エンジンの動力が伝わらないので車は動くことができません!

なので修理をするのですが、その名は

クラッチOH(クラッチ・オーバーホール)です。


車からミッション(変速機)を降ろして

(エンジンとミッションの間にあるので、場合によってはエンジンとミッションをいっしょに降ろす)

クラッチ関係を分解して必要な交換部品を交換して組みなおす・・

という作業になります!

結構、重整備なんです!<(`^´)>


降ろしたミッション(FF車)です。

mt.png


交換したクラッチ関係の部品類です。

無題


というわけで修理した車は無事にまた動くようになりました。(^_^)v


さて、クラッチの滑りはなぜ発生するのか?

というと、最大の理由は半クラッチの多用です。

★半クラッチ

(エンジンの動力を完全に伝えていない中途の状態、運転状態では、
クラッチペダルを踏んで離す間の動力が伝わるか伝わらないかの状態)

を多用すると磨耗が進みます。


MT車の運転はスムーズな人もいれば、ギクシャクする人もいて個差がでるように、

クラッチの修理も発生頻度にかなりの個差がでます。

ゆえに誰が運転してもあまり変わらないAT車が普及したのでしょうね(*^^)v 

ちなみにAT車も劣化によって滑りが発生して走行できなくなることもありますので・・・

電動パワーステアリング

パワーステアリング装置のお話です。

最近の車はEPS
(電動パワーステアリング/エレクトリック・パワーステアリング・システム)

が普及してきて、従来の油圧式のパワーステアリング装置に

取って代わる勢いです。


電動パワステ(EPS)の特徴として

 *油圧式のパワステのように油圧配管や油圧ポンプが
  必要なく構造の簡素化と軽量化になります。

 *油圧式は常時エンジンが油圧ポンプを駆動しているのに対し
  電動パワステは必要な時だけモーターを作動させるので
  油圧式にくらべ、3~5%燃費が向上する。

といった特徴があります。


最近、一部の車にパーキングアシストシステムというのがあります。

ドライバーの代わりに自動的に駐車してくれるという装置ですが、

これは電子制御化された電動パワステでないと出来ない芸当です。

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画像は軽自動車に使用されている電動パワステ装置です。

ハンドルの付くシャフトにモーター、コンピューター、

各種センサー、配線がひとまとめになっていてシンプルですね。


この様に、いいコトずくめのEPSのようですが、

フィーリングがいまいち~と感じる方もいると思います。

どうもハンドルの操作感がナチュラルじゃない?と。

しかし、このあたりもだいぶ改良されてきています。



昔の車はパワーステアリングがなくて、ハンドルを切る・・

そう、車を曲げるというのはこんなに大変なんだということが

身をもってわかりましたが、パワーステアリングの登場で

片手でハンドル操作なんて、ラクラク!ということになりました。

まあ、運転が楽になることはいいことですが、その分いろんな装置が増えて

故障した時は結構な金額になるということにもなります。


この車も電動パワステの異常で入庫しましたが、個別の部品提供は無く、

アッセンブリー交換というかたちで新品だと10数万円以上になります。

車が良くなればなるほど故障すれば高くつく!

特に電動化すれば、なんの前触れも無く突然壊れる!という感じがしますね(-_-)v

プリウスの事故

プリウスの事故修理のお話です。


いわずと知れたハイブリッドカーのプリウス(NHW20系)

モーターとエンジンで走る車です。

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なので普通のガソリン車とは違うものがいろいろ付いています。


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ボンネットを開けて車の左側にある銀色のもの・・・


車両から取り外した インバーター&コンバーターといわれるものです。


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そしてその下にある変速機の中にモーター、

ジェネレーター、プラネタリーギアというものが入っています。


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それとトランクルーム下にあるハイブリッド用バッテリー。

電圧約200ボルトです!



などなど、普通のエンジンだけで走る車とは違うものが

あれやこれやとあり、そして見事にレイアウトされています。



さて、そんなプリウスが正面衝突すると・・・



衝突の衝撃でエンジンルーム左側の

インバーター&コンバーターが後方に押し込まれて


その後ろにあるABS装置(アンチロックブレーキ装置)と

ハーネス(配線の束)が損傷してしまいました。


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と、車内の内装関係も外して痛んだハーネス類の交換です。

とまあこんな感じで損傷した部品類の交換も終わり

外装も内装も元にもどり、やれやれといった感じで完了!

といったところのプリウスですが、損傷個所によっては

ハイブリッドカーの事故修理は高くつく!と思います。

ゆえにハイブリッドカーに乗っているユーザーさんは

『車両保険』には入っているほうがいいと思います。


車の事故の大半は前部の損傷が多く、

今回はエアバッグが開くほどの衝撃でもなかったにもかかわらず

この内容でしたから、もっと大きな衝突だとしたら・・・

というわけです。(*^^)v




プロフィール

吉田

Author:吉田
ロータス大久保 工場長 

過去に整備した実例集です。

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